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  2014/05/15 (Thu)
  京都旅行

こいつ、わたしのことけっこう本気ですきなのかもしれない・・・


そう思い始めたあの頃、闖入者がこんな誘いをしてきた。


「オマエと話す時間が足らない。京都行こう。」


は??? である。


あたしと話す時間が足らないとかそういう個人的な問題か?
あの頃、仕事後や休日夕方からゴハン食べたり程度の頻度でつかず離れずの距離感を保っていたのだが
この誘いに関してはさすがにビビる。

「ふ、ふたりでですか?」

「そうだよ。京都キライ?」

「いえ、大好きですけど(そういう問題じゃなくて付き合っても無いのにリョコー?っていう・・)

「住んでない都市に行かないと気兼ねなくゆっくり話せないだろ?今の時期の京都はいいぞゼッタイ!」

「はぁ。。 京都自体はそりゃそうでしょうね。。

「俺はお前を色んなところに連れ出すって決めたんだ。じゃないとお前動かないもん。
 言っとくけど、エロ目的じゃないぞ?」

「。。。あたりまえだわい。。。
 わかりました、京都行きましょう。」


そんな流れで、急きょ一泊二日の京都旅行が企画された。というかほぼ全て闖入者にお任せ。

そして迎えた当日の朝。

男性と2人で行くにもかかわらず、一泊二日ということで『2日間同じ服でもいっか~』と
替えの下着と化粧道具くらいしか持っていかない超軽装だったらも。

待ち合わせ場所に行き、新幹線のチケットを闖入者から受取り
「あ、チケット代払いますね~」 なんつってバッグからお財布を取り出そうとしたら。



ない。


おさいふ、 ない。



「あの~・・・ すいません・・・」

「なに?」

「おさいふ家に忘れたんで・・・ おさいふ家に撮りに帰りますんで・・・
 先に京都行ってるか、ここで待っててもらえませんかね・・・?」

「もー時間ないよ! ほら行くよ!」

「ももも、文無しで京都なんてムリ!!!」

「いいから早く!!!!」

「ちょっと! ムリですってば!!!」

「もう新幹線出るから!!!!」


ア~~~レ~~~~ と、のぞみN700系にて連れ去られ
しょっぱなからそんな大失態をブチかまし、京都旅行は始まった。

お寺巡り、タクシー代、食事代、宿泊代 ぜ~~~~んぶ闖入者が立て替え、ワタシ完全なヒモだった。


「なんか土産で買いたいもんあれば言えよ?」

「イエ・・・ わたしヒモなんで・・・ そんなもの大丈夫ッス・・・」

そんな遠慮のカタマリだったわりには、非常に気候も良く、緑も花も綺麗な京都に着いてから
だんだんと観光を楽しみ始める図太いらも。


夜は日本酒を飲みながら、京都の精進料理をつつきつつ、しっぽりと話す。

日常から離れ、違う空気と環境下では、心の解放感がいつもとは明らかに違った。
ぜったい話すことはしないと決めていた、さんちゃんとのことも、ポツリポツリと話してしまった。

なぜなら、真摯な気持ちでこの土地まで連れ出してくれて、まっすぐな気持ちで向き合ってきてくれる闖入者に対して何かを応えたくなったから。

それまでは、闖入者が直球すぎて、怖すぎて、避けたくて避けたくて逃げ腰だったと思います。

さんちゃんへの気持ちが大きすぎて、まだ大事にしていたくて、正直フラフラしていた。
そもそも、さんちゃんと闖入者は全くの別物で、同じ土俵には立ち得ない存在だったので
比べる事すらも出来ず、気持ちの整理なんてものはつくはずがなかった。

だから、この京都という土地での時間は、自分の中の何かを動かすキッカケとなったことは間違いなかった。


「俺はお前を色んなところに連れ出すって決めたんだ。じゃないとお前動かないもん。」


と言った闖入者の一言は、まさにその通りで。


いつまでたっても応えられない、ズルい自分になんでこんなに、一生懸命でいてくれるのか、罪悪感を覚えるほどだった。

その夜、道ばたで初めてキスをされたことを覚えてる。
しかもガブリとかぶりつかれるようなキスだった。

「ぎゃ!!! 何するんですか!!!! この酔っぱらいめ!!!」

「だってお前、京都に来てちょっとは心開いたもののまだまだだからさ〜〜」

と言いながら、ガブリガブリと何度も。


そしてその夜、まだ定まらぬ思いとは裏腹に、一線を越える。


。。。。なーんて、そんな最後までロマンチックな展開であるはずもなく、
期待を裏切らないオモロい展開に。

なんと。 闖入者がダメだったっていう。
これまた中学生的なヘナチョコな結果に爆笑。

「うわーーー‥ らもがなんで裸で目の前にいるんだって思ったら。。。
 なんで大事ならもとこんなこと出来るんだって思ったら。。。
 うをーーーー なぜだーーーー」

と言ってましたけど。

おいおい。
いい年こいて、しかも恋愛遍歴聞く限りらもよりよっぽど偏差値上じゃないですか‥
その純朴発言は正気か?

ウトウト寝て、ふと目が覚めて、気分が高まって何度もやってみること一晩中。
結局最後までは至らず。
あぁ‥あの朝は朝日が眩しかったよねぇ‥


女のワタシとしては、シラけるわけじゃないけど、
別にヤルこと自体が大事とも思ってないので、どーでもいいや、って感じだった。

闖入者も男として情けないとかショックを受けてる訳でもなく、
らもに対して申し訳ないという気持ちも抱く訳でもなく、
未だ体験したことのない「できなかった」ことが面白かったようで
「気持ちが入りすぎるとこんなことあるもんだな〜〜」とか言って幸福感に満たされたおめでたいヤツだった‥

どーなの。。

どーせ日本酒飲み過ぎでムリだったとかじゃないかとらもは密かに思ってるんだけど。

翌朝も、二日酔いの様子でスタバでコーヒー飲みながら、それでも昨夜は幸せだったと恥ずかし気もなく言う。

この人、ほんとに変な人だな。。とらもが思ったのは言うまでもない。


ともあれ、進展があった京都旅行。
お互いに、確かな何かを認識出来た時間だった。
らもにとっては、さんちゃん以外の人と長時間いたのは初めてだった。
でも居心地良い時間だった。
こんなことってあり得るんだなって思えた。


後日談;闖入者はあの日、出すもんを出せなかったから、メンズの生理的システムにより、翌日ずっと下っ腹が痛かったらしい。笑

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  2013/03/01 (Fri)
  闖入者に求婚される

付き合い始めたのが9月初旬。

指輪を探し始めたのが9月中旬。

ロードオブザリングが終了したのが10月下旬。

なんならその間、闖入者は海外出張に2回も行っているのだが、
わずか日本にいる間に、彼は精力的にらもとの関係性をぐんぐん濃いものに進めていった。


うちの家族にも会ったし、向こうの家族にも会った。
闖入者は、らもと出会って数か月たったころ、

「好きな子ができた。なんかピンとくるんだよね。
まだ付き合ってないけど、そういう関係になったら、たぶん行くところまで行くと思う。」

と自分の家族に言っていたそうです。
それ以来、家族に対して、寝ても覚めても「らもが」「らもに」「らもの」と
口を開けばらもの話ばっかりしてたんだとか。

まじでサム気がしますね。

なので、あちらの家族はらもと対面したときに、「これがあのらもちゃん!」という感じだったそう。



そんな感じで、ソッコー両家公認の仲に。
指輪を探していることも、オーダーしたことも、闖入者がらもと結婚したがっていることも周知となっていました。
でも、プロポーズはされていないっていう。

挙句、肝心のエンゲージリングの仕上がり日を知らされていなかったワタシ。

オーダーしたあのコがいつ仕上がるのかなぁ~そしたらプロポーズするつもりなのかしら~
なんてぼんやり思っていた。

わたし達の日常的な会話は、リングをオーダーした日から二人の人生の話が多かった。
仕事をどうやっていくか、子供のことも。
とかく闖入者という人物は、妻ができることで生まれる責任を全うすべく
仕事に対して意欲的になるし、向上心が生まれると。
ぜってーーー地位を築いてみせると。

これは口先だけのカッコつけじゃないな、ということが
これまでの闖入者の行動歴でお分かりだと思いますが、
わたしも同じように、この人なら本当に頑張ってくれるんだろうし、
こういう人のためならわたしも頑張れるな、付いて行けるなって思っていた。



その日は金曜日で、お互い実家暮らしゆえに週末はお泊りしようという約束をしていた日。
(お泊りって、ラブホですよラブホ。こんなに頻繁に御用達する日がくるなんて思ってなかった。)

21時くらいまでお互いセカセカ仕事して、待ち合わせしてゴハンをサクッと食べたいつも通りの夜。
そしてお泊りするのでラブホ街をフラフラ歩く。

特にコダワリも何もないのでいつも適当なところに入るのにその日に限って
「うーーん、ココじゃないな。。。 ココでもないな・・・」
と中々決めない闖入者。

ラブホなんてどこも一緒なんだからサッサと決めてくれよ…とじゃっかんイライラしてきたらも。


ら「何がそんなにダメなの?どこでもいーじゃん。
  あたしはそれよりも、このラブホ街を長時間ウロウロしてる方が恥ずかしいんですけど。怒」

闖「んーーーー・・・・そうだな、そうだな。じゃあいいか。ココにしよう」



あーーーもーーーー歩き疲れたし寒いし。と思いつつ、
部屋に入ってソファにだらーんと横たわっていた。

そしたら闖入者がソファの前にしゃがみこんで、らもの顔を覗き込んできた。
そして横たわるデブ主婦のような体勢だったらもを正すように起き上がらせてくる。

なんなのよーーう。こちら歩き疲れてるんですけど。と思い
ダラリとした体勢を改めないらもに、闖入者は話し始めた。



「あのさー、俺が働いてるこの業界ってさ、他の業界とちがって忙しい上に
 このご時世、上り詰めるところまで上りつめないと十分稼げないしさ、
 幸せになるには現状ほど遠いけどさ…」

「いや、それはさ~~~、前から言ってるけども、何を持って幸せとするかってことじゃん?
 それは人それぞれの価値観が違うからさぁ~」

と話をさえぎって意見するらも。この時体勢はもちろん横たわり主婦。



「いや、だからね、
 なんていうか、本当に、自分が稼いでらもに十分な生活をさせてあげられるだけの見通しが
 現段階では立ってるわけじゃないんだけど、
 それでも俺は死にもの狂いで仕事して、らもとの人生を充実させていきたいと思ってるよ。」



うんうん、とうなづきながらいつもの会話の調子で

「そうねーーー。まあさ、あなたの今の会社の場合さ…」

とまた意見しようとしたら





パカッ




と黒い四角い箱が目の前に差し出された。




「俺は何の確証もないけど、一生らもを守っていくし、絶対らもを幸せにする。
 それだけは自信があるよ。
 だから、結婚してくれる?」




横たわり主婦、やっと事態を把握し、身体をお越しでピシャンと背筋を伸ばす。

しかし言葉が出てこなかった。




「ね、らも。
 俺と結婚してくれる?」




うん。


うん。




と、うなづくしかできなかった。
感動して言葉に詰まる、とかそんなロマンチックなことではなく、
こういう時、どんなリアクションをとってよいか、単純にわからなかったのだ。

あれだけ横たわって、あーだこーだエラソーなご意見がツラツラ出てきてたのに。



やっと


「はぃ。」


って言葉だけが出てきた。

その言葉を聞いて闖入者がとてもにこにこしていた。


そして、指輪を取り出して、左手の薬指にはめてくれた。



このプロポーズの時間わずか1分ほど。

実感は当然のことながら湧かず、そんなに重要な出来事が起きた自覚もなく。

でも闖入者は人生最大の緊張と仕事を終えた気分になったのか

「はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~…!!!!」

と脱力してベッドに横たわっていた。

「すげぇ緊張した~~~~・・・
 今日のオレ、とりあえずもう終了。」


どんな言葉を並べて、どんな風に言おうか、
闖入者のことだからたくさんたくさん考えていたに違いない。

そもそも、今日仕事を抜けてオーダー書の控えを取りにいったん家に帰り、
リングを受け取ってからさらにまた帰宅し、精巧な一眼レフでリングを一通り撮影したらしい。
(全部で2時間くらいのでやり遂げたとか・・・)

そんなバカさ加減も含め、彼がとてもとても真剣だったことがわかりました。

ニューヨーカーみたいに道端で膝まづいてのプロポーズではなく、
ラブホのソファの前にしゃがみこみ、横たわって寝そべる彼女にむかっての
へなちょこシチュエーションでしたが、
この左手の薬指にキラリと光るダイヤモンドは、
一点の曇りもない、透明な、闖入者の気持ちそのもの。

それがらもの手の中に収まっている。

「こいつはオレ自身」

なんだそうです。
ちがうけどな!笑



いただいたリングは毎日つけていて、そのまま仕事してるから
どうしてもリングの地金が傷ついてしまう。
それでもいいんですって。



そして11月中旬のこの日から、結婚準備が本格的スタートいたします。

闖入者 | trackback(0) | comment(0) |


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プロフィール

らも

Author:らも
30歳
せこせこ働いていましたが、出産のために育休中。

元カレシ:さんちゃん
12コ上の結婚したがらないオッサン。
お別れしました。

闖入者[chin-new;sha]:
らもをあきらめない、らもを大好きな人。
らもと5ヶ月のスピード婚をはたす。

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